株式会社ワークオール WORKALL

現場マニュアル(倉庫)

※現場マニュアルに記載されている内容はあくまで一例です。
現場ごとにルールが異なりますので、派遣先の指揮命令者の指示に従って作業を進めてください。

*心得

倉庫内作業は主に手先を使って製品に手を加えたり、倉庫内の荷物を正しく区別して選んだり、手や目で不良品を取り除いたり、人の手で、目で見極める仕事が多いです。その為、正確さ・安全さ・記憶力・判別力が求められるような集中力を使うお仕事です。
一日に行う工程は他の職種に比べて少なく、作業開始の前に丁寧な講習をしてくれるところも多いので、初めての方でもお仕事しやすい反面、一人のミスがそのままお客様に届く商品に直結するため、長時間集中できる忍耐力が求められます。

基本的な流れ

  • 0.スタッフ同士の待ち合わせ
  • 1.現場到着~入職準備
  • 2.朝礼(入職説明)
  • 3.作業開始
  • 4.休憩
  • 5.作業終了
ポイント
  • 基本の持ち物はこちらを参照。
  • 倉庫によって暑い寒いがありますので、体温調整が出来る服装がお すすめです。
  • 羽織りものはフード付きのものや装飾・起毛が落ちるものはNGです。
  • 倉庫内にて使う持ち物は取り扱う商品やポジションによって様々です。持ち込まない方がいいものもありますので、現場に到着したら周りの慣れている方や担当者様に必要なものを事前に聞きましょう。
  • 倉庫によっては個別ロッカーがないところもあります。その際はかばんを集めて置くことになりますので貴重品は身に着けられるようコンパクトにしてお持ちください。

スタッフ同士の待ち合わせについて

ワークオールは複数人現場の場合、スタッフ同士の待合場所を設定されています。
スタッフさんで合流をしたのち現場に向かいますので、待合場所・時間は事前にチェックをしておいてください。

  • 待合時間には余裕をもって到着することを心がけてください。
    (昼食が必須な現場の場合は、待合時間までに購入をお願いします)
  • 待合時間になったら、待合場所が見えるところではなく待合場所にて必ずお待ちください。
    (ご自身は相手を見つけられても、相手はご自身を見つけにくくなってしまいます)
  • 待合時間になったら、待合場所周辺を見回し同じように待合をしている方を探しましょう。
    見かけたらご自身から「すみません、派遣会社ワークオールの方ですか?」等声をかけましょう。
  • 電車遅延や災害等で待合時間に間に合わない場合、待合時間までにワークオールにお電話にて報告をしてくだ さい。
    (ご自身以外にも同じ現場に入る方がいるという事を忘れず、ご迷惑をかけないようにしましょう)

*1.現場到着~入職準備

到着したら、入職前の待機場所に向かいます。入るときは元気に挨拶をしましょう。開始時間まで待機しますのでその間に入職の準備、帰りのバスの時間・お手洗い・喫煙所等必要な場所の確認をしましょう。
倉庫内作業では、入職前の情報収集がとても大事です。

  • 元気な挨拶
  • 喫煙場所確認
  • トイレ場所確認
  • バスの時間確認
  • などなど

*2.朝礼(入職説明)

点呼がある場合がありますので必ず朝礼には参加しましょう。(経験者参加不要な倉庫もあります。)
その際入職や作業に必要な事を説明されますので、説明はよく聞いておいてください。
聞き逃すとその後聞くタイミングが無くなってしまうこともあります。
また、持ち込めるものは倉庫によって変わりますので、説明がなければ朝礼終了後リーダーや担当者に確認しましょう。

  • 説明をよく聴く

*3.作業開始

現場で担当者にそれぞれの作業場に振り分けられます。自分で作業は基本選べません。
指示をされたときはしっかり説明を聞き、はっきりと返事をしましょう。
また不明点はなるべく先に解消しましょう。

主な倉庫内作業の種類

ピッキング(初級)

必要な部品を集めたり、解体した部品を種類ごとに分けたりします。細かい文字を見たり、バーコードの一部分を記憶する事が求められます。

シール貼り(初級)

斜めになったりズレないようきれいにシールを貼ります。

梱包(初級)

商品の向きや袋の形を見本通りきれいに梱包します。
テープやシールの切り取りに失敗して形が良くない時はそのまま使わず新しいものを使いましょう。

検品(中級)

不良品が混ざっていないか検品をします。
目で見分けるので集中力が必要です。

積込(中級)

パレットやかご車に隙間が無いよう(テトリスのように)
段ボール箱を積んでいきます。

上記が組み合わさった業務(上級)

一回のプロセスが多いため対応力が必要です。

注意点

  • ・倉庫内作業で求められる事は基本的に「正確に」「安全に」「丁寧に」お仕事をすることです。
    慣れてきたらスピードも求められますが、まず最初は教えられた基本の手順や置き場所を忠実に守りましょう。
  • ・その後慣れてきて、教えられた手順をアレンジして効率を上げたい場合は勝手に変えるのではなく、必ず担当者様に変更していいか確認をしましょう。
  • ・また、わからないことはそのままにせず必ず担当者様に確認しましょう。不安点や不明点をそのままにすると怪我やミスに繋がってしまいます。
  • ・作業中は私語は禁止です。作業に関する話をするときは声は控えめに、端的に必要最低限の内容で話しましょう。
  • ・作業によっては力作業を含むこともあります。その際はヘルメットの着用をお願いされることもありますので、使いまわしが気になる方は頭とヘルメットの間にタオルを挟むことをオススメします。
  • ・また物量が少なく作業が無くなった時は倉庫整理や清掃をお願いされる場合もございます。
    手が空いた時は担当者様に「何かお手伝いすることはありますか?」とお声をかけましょう。

*4.休憩

お昼ご飯は事前に買っておく

休憩時間は倉庫によっては短くこまめに休憩する場合もあります。(15分:15分:30分 計1時間など)
そんな時にお昼ご飯を持っていないと休憩時間がバタバタしてしまうので事前に準備していくことがオススメです。

*5.作業終了

倉庫によっては作業管理票ではなく倉庫にあるタイムシートへの記入が求められます。
事前にお仕事詳細を確認しましょう。
記入後、帰宅準備の際は貸与された道具は返却したか、ご自身の忘れ物がないかをしっかり確認しましょう。

  • お仕事詳細を読んで、
    勤怠管理方法の確認
  • 貸与品の返却
  • 忘れ物チェック

*あとがき

倉庫内作業は作業自体は単純な場合が多いですが、その分その作業は正確さと丁寧さが求められます。

倉庫によって取り扱う商品が違うので、いろんな倉庫に行くたびに様々な流通現場を見れて楽しかったり、何度も同じ倉庫に行くとクライアント様にお顔を覚えていただけていろんなお話が聞けて知識が身について嬉しかった、などのお声も届いております。

真面目に取り組んでいれば誰でも上達していくところが倉庫内作業の利点だと思います。
ぜひ基本に忠実に、倉庫内作業を極めていきましょう。