ヒヤリ・ハットとは、
作業中に事故にはならなかったが、 「危ない!」 と思ったことです。
実際に提出して頂いた事例を挙げてみます。
落ちそう
滑りそう
ぶつけそう
転びそう
倒れそう
皆様が勤務地で体験した「ヒヤッとした」「ハッとした」のトップ5でした。
上記を危険五つのそうと呼んでいます。
この言葉は、当社が実施し、皆様かに大変ご協力頂いた、ヒヤリ・ハット集計を取りながら生れた言葉です。
当社ではこの五つを意識行動と考えております。特に勤務地で注意するようにしてください。
(Iさんより)
階段の為、手で運ぶので台車から降ろす際にスライドさせようとしたら荷物の重量が重くて台車から落ちそうになった。
対策
台車からスライドさせる場合は、荷物が急に落ちてこないようにしっかりと支える。
その際に足が挟まれないようにスライド場所から放す。
(Hさんより)
青ベニの上を台車で運んでいたら、雪のために非常に滑りやすかった。
対策
青ベニは滑りやすい素材なので絶対に走らない。 特に雨の日や雪の日は非常に滑りやすいので急がないこと。
(Hさんより)
長尺物を運んだまま曲がろうとしたら、壁にぶつけそうになった。
対策
長尺物を運びながら曲がる場合や天井が低くなっている場合は、長尺物の後方がぶつからないように目視してから進んで下さい。
(Oさんより)
階段の踊り場で2人で荷物を降ろそうとしたら転びそうになった。
対策
2人で荷物を運ぶ場合は、必ず掛声を行う。
声を出せばいいものではなく、相手との意思疎通なので同時に行い、注意を知らせる。
(Kさんより)
通路の下り坂で台車を押していたら、荷物が倒れそうになった。
対策
台車をスロープや下り坂で運ぶ場合は前向きではなく、後ろ向きで荷物を支えながら運んで下さい。