※現場マニュアルに記載されている内容はあくまで一例です。
現場ごとにルールが異なりますので、派遣先の指揮命令者の指示に従って作業を進めてください。
『配送』とは、その日一日トラックに乗って、ドライバーの方と一緒に荷物を現場まで搬入、搬出して現場を移動しながら作業する仕事です。
特に当社では家具・家電・コピー機配送がメインとなっており、各国内大手メーカーの商品配送に携わっています。
また、営業中のオフィス内へ納品するため身だしなみにも注意しなければなりません。
一般的に配送=単純で楽な仕事と思われがちですが、取り扱っている商品はすべて高額です。そのような奥深い配送作業について説明していきます。
基本的には共通のお持物で出勤してOKです。
カッター、軍手、ローカットのスニーカーは配送の場合はマストアイテムですので必ずご持参ください。
着替えはトラックの中で着替えれない場合もありますので、なるべく着替えてから合流していただくのがオススメです。
※現地で待つ場合の注意点は入門編を参照
引越&配送はトラックに乗ってお届け先を回るので、まずトラックのご担当者様と合流します。合流は1.会社合流 2.駅合流 3.現地合流 の3通りです。1.会社合流の場合は会社に行くとお客様の方でトラックを振り分けられますので流れに任せれば大丈夫です。2.駅合流 3.現地合流の場合は合流時間前に担当者に一度到着した旨お電話しましょう(だいたい15分~5分前目安)。運転中は担当者様は電話できないタイミングが多いので、繋がらなくてもすぐに心配しなくて大丈夫です。もし、開始時間になっても折り返しが来ない場合はワークオールまでお電話してください。
合流できたら、トラックに乗り込む前に必ず担当者さまにご挨拶をしましょう。
例:「ワークオールから来ました(名前)です。本日はよろしくお願いします」
何も言わず車に乗り込むのは厳禁です。この一言で一日の作業のやりやすさがぐんと変わります。
商品をお客様のところに納品したり(=搬入作業)、回収したり(=搬出作業)、移動したり(=移動作業)します。基本は台車で運びますが、重い商品を持ち上げるタイミングもあります。手を滑らせないように軍手はなるべく外さないようにしましょう。お客様から外す指示があった場合は外してOKです。軍手は汗を吸うので、こまめに洗濯しないと異臭の原因になります。また、個人宅に入る可能性がありますので靴下は清潔なものを用意しておき、脱ぎ履きしやすいローカットのスニーカーで作業をしましょう。履きにくい靴のかかとを踏んで作業すると転倒する原因になり、事故や物損につながるので絶対にやめましょう。
基本的に商品はお客様と声を掛け合いながら二人で持ち上げます。運搬中の物損で一番多いパターンは担当者の方と息が合わず壁や天井に商品をぶつけて傷をつけてしまうパターンです。
それを防ぐために、運搬中を商品のみに注視しずぎず、周りも見ながらすすみましょう。
また、階段作業の時はもう一人の方と声を掛け合いながら一歩ずつ歩幅を合わせて進むのもポイントです。もし商品が重く耐えられないときは勝手に商品から手を放すのではなく、耐えられない旨を担当者に伝え指示を待ってから降ろすようにして下さい。
コピー機配送の場合は作業手順が特殊です。
※コピー機のメーカーによって作業手順は異なりますので、下記はあくまで一例です
搬入作業
を行います
・付属品は開梱しないものもあるため、必ず確認しましょう。
・開梱時、小さいビスがあるので必ずチェックしましょう。
・間違ってゴミと一緒に捨ててしまうと、見つかるまで探すことになるので要注意です。
搬出作業
知っとくと優秀!
開梱時のカッターの使い方
配送は開梱作業を含むので、カッターを使う場面がとても多いです。
正しい使い方をしないと商品に傷をつけてしまい物損の原因になります。
刃は1.5目盛り程度のみ出す。表面の段ボールのみに刃を通すイメージ。力を入れず撫でるようにスーッと刃を引くのがポイント!
刃を出しすぎると、中の商品まで切ってしまったり、刃が折れて中に入ってしまうことがあります。
梱包材の仕分けをします。
一日中ドライバーの方と一緒なので、コミュニケーションをとる事は大事です。搬入出は一人で勝手に商品は動かさないで下さい。ドライバーの方と協力して作業をして下さい。
体力的には楽に感じる場合があるかもしれませんが、それ以上に細かい注意点が作業時に発生して頭を悩ませる事があるかもしれません…
しかし、経験を積む事によってスムーズに現場を終わらせる事ができるようになれば、より良い満足感を味わえるようになります。